PCM-D1
既に生産が終了していますが、ハンディPCMレコーダーの最高級機といえる商品です。
音質は、ディジタル時代の一般に良いと言われるサウンドで、低音がふっくらとしており、高音はノイズがなく非常に上品な音質です。
この音質は、最近のプロにたいへん好まれるサウンドで、ほとんどの最近のCDに採用されている音質です。
このPCM-D1でレコーディングすると、最近のプロが好むサウンドで録れます。
リアリティ重視というより、良い音質で録音できると言うものです。
この録音機で声や楽器の演奏を録音すると、低音が暖かく、高音はノイズがなくたいへん滑らかに録れるので、実際の現場で聴こえる音よりも、高音質に録音することが出来ます。
声やギターの音がたいへん美しく響き、ある意味ボーカルや楽器を演奏する人に好まれるサウンドともいえます。
CDなどの製作で、最近の録音されたものや昔の録音のリマスターサウンドでは、PCM-D1で録音されたような音質でパッケージなっています。
これは、最近の世界的な音の好みのようなもので、世間で音質が良いといわれるCDの音質がこのような音質に統一されています。
音質が良くたいへんよいのですが、本質的なリアルな音質を求める方からすると、この録音機は音が美しく上品過ぎて使えないかもしれません。
これは、最近のSONYの音質の傾向かも知れませんが、このPCM-D1で森の鳥などの自然の音や蒸気機関車の音を録音すると低音域が膨らんだような空気感がでて高音が滑らかで上品な音質で録音されるので、音全体にプレゼンス(少しエコーのかかったような音)がかかり、まるで映画のサウンドのように録音されます。
PCM-D1は実際の音より良く録れるのは良いかもしれませんが、実際の自然の音は鋭く、低音も膨らみなどありません。
自然の鋭い音質を求める方は向いていない機種になります。
PCM-D1はハンディのPCMレコーダーで最も高価な商品です。
高級感や商品精度は他の機種を圧倒していますが、たいへん高価です。
自分で演奏したりして作品を創る人には、最高の録音機になると思います。
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